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ディップ成形(DIP成形/ディップ成型)とは

ニッセイエコの工業用キャップの生産には、射出成形とディップ成形を用いています。
ちょっと聞きなれないディップ成形(DIP成形/ディップ成型)とは?


初期投資を抑制!.pngディップ成形の最大の特徴は、雄型の金型のみで成形出来る点にあります。

すなわち他の成形方法と比較して金型代を大幅に低減させることが可能となります。

初期投資の抑制、金型の取数を増やしての大量生産など、射出成形などでは出来ないことを可能にします。

ただしこのような成形方法の特性上、内寸精度のみ求める部材への適用を推奨致します。


ディップ成形の基本工程
DIP工程図NEW.png



ディップ成形とは (詳細説明)

ディップ成形(DIP成形)とはまず雄型の金型に離型剤を塗布し、予熱した金型をゾル中に浸漬した後、ゆっくり引き上げ直ちに加熱炉で加熱させ、冷却、離型する成形方法です。その後は必要に応じて端部などをカットし、製品としての形状を整えます。

金型に直で接しているので内面寸法は精度が高く、また成形品の肉厚は予熱温度とゾルの粘度により調節できます。 ただし外側の寸法精度はラフになります。

さらには、ディップ成形の製法的な特徴を活かして、逆テーパー、複雑な形状、無理抜き品など、他の成形方法では難しい形状にも対応が可能です。

(ワニグチクリップの写真挿入)
金型が雄型だけで済むため、金型への投資を抑制したり、あるいはその分取り数を増やして量産することが可能で、コストパフォーマンスに優れた生産方法といえます。

また複雑な形状や肉薄でも対応しやすいために、手術用手袋、ガソリンスタンドの給油ノズルカバーを始め、OA機器、自動車、家電製品などの部材や工程材として幅広く利用されています。

DIP成形工程写真.jpg←浸漬させ金型を引き上げたところ

ニッセイエコの会社紹介ビデオ。
ディップ成形の様子もご覧いただけます。(1分14秒辺りから)

ディップ成形の特徴

◆光沢があり製品外観に優れる
◆カラーバリエーションが豊富
◆特に射出成形と比較した場合の納期、金型費用、少量生産対応

DIP製品群2.jpgDIP製品群.jpg
tuyaari.jpg難燃性旗型スリーブ.jpgカプラカバー.jpgカラーキャップ.jpg

さらに! ニッセイエコのディップ成形の特徴

一般的なディップ成形の特徴に加えて、ニッセイエコのディップ成形には以下のような特徴があります。

アイデア段階のご相談から量産まで短期間で対応
 金型も内製化しており、試作開始から量産まで最短2週間で対応可能。

バッテリー図面.jpgCAD1.jpg金型工作機械2.jpg

◆対応サイズ 2φ~50φ (最大150φ程度まで)
DIP製品群.jpgDIP製品群2.jpg

◆UL-V0,ROHS適合品も対応可能



◆コーティングにも対応
dip83r815b83e83b839383o.jpgdip_13.jpg各種金属製品のコーティングも可能

◆コーティングは最大1900×1500×1000サイズまで対応
dip91e58c5e98f83c8381815b83w.pngdip91e58c5e90bb95i.jpg

材料物性表

DIP材料物性表.png